KWON O CHUL AstroPhotography

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COSMOS ODYSSEY


特殊な観測装置(スーパーカミオカンデ/重力波望遠鏡)

光を観測しない特殊な観測装置も登場します。

 

岐阜県飛騨市の地下1000メートルにある、旧い鉱山跡地。
ここに、地底の巨大望遠鏡ともいえる、観測装置があります。

 

スーパーカミオカンデ
ここでは、巨大な星が一生を終えるときに放出される謎の素粒子を、
検出しようとしています。
装置が地中深くにあるのは、
観測の邪魔になる他の粒子の侵入を防ぐためです。
ここが世界最大級の地下観測装置『スーパー・カミオカンデ』です。
謎の素粒子は、ニュートリノと呼ばれています。
いまも何兆ものニュートリノが地球に到達し、
私たちの体を通り抜けています。
超新星爆発や太陽から届いたニュートリノは
ごく稀に、物質と衝突します。
水をはったこの装置の中で衝突が起きる時、
チェレンコフ光と呼ばれる光の輪が現れます。
ここにたどり着いたニュートリノを分析できれば、
宇宙の解明につながると考えられています。

 

重力波望遠鏡LIGO
ずっと昔、 銀河系のはるか彼方で、
2つのブラックホールが衝突しました。
この衝突によって引き起こされた時空のゆがみは、
数億光年離れた地球で、
LIGO(ライゴ)という観測装置によって検出されました。
それは「重力波」と呼ばれているものでした。
重力波は、アインシュタインが存在を予測しましたが、
実際に観測されたのは初めてのことでした。
今、私達は広大な時空を超えて宇宙を観測しています。

 

 

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